東京・六本木で開催中の『第24回東京国際映画祭』で23日、邦画で唯一、最高賞“東京 サクラ グランプリ”を競うコンペティション部門に出品された映画『キツツキの雨』が一般に初上映され、主演の役所広司、小栗旬、沖田修一監督が公式行事に参加した。上映前の舞台あいさつで役所は「もっとやんちゃ小僧で、聞かない奴だと思っていたが、とっても大人。びっくりした」。小栗も「いい意味で普通のおじさんだったのでびっくりしました」と初共演の感想を述べ合った。 国際映画祭ということで主な行事の進行には英語の通訳が入る。役所は「小栗のコメントした“おじさん”だけど、old manと訳していたが海外の人に伝わっているんだろか、不安に思います」とツッコミを入れて、笑いを誘っていた。
2011/10/23