俳優の役所広司が23日、都内で行われた主演映画『聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―』の公開初日舞台あいさつに登壇した。劇中で演じた役所の山本五十六に、瀬戸朝香は「こういう人が近くにいたら好きになっちゃうかも」とウットリ。椎名桔平が「役所さんが大好き過ぎて、結婚式のとき仲人を押し付けました」と続くと、檀上は役所への“好きアピール”合戦に。共演者から次々と“愛の告白”が飛び出す中、役所は「来年もこうやってみんなから『好き好き』と言われているような年になればいいなと思います」と笑みをこぼした。 同作は、軍事主義国家の中枢で日米協調を訴えながらも戦争を回避できず、聯合艦隊司令長官として70年前の真珠湾攻撃を立案・指揮を担うことになった山本五十六の史実をもとに、日本を守るため戦争を短期終結させようと考えた指導者としての実像を描く。
2011/12/23