ご当地アイドル日本一を決定する『U.M.U AWARD 2012』の決勝大会が26日、都内で行われ、北海道の女性8人組アイドル・フルーティー▽（ハートマーク）がグランプリを受賞。発表の瞬間、メンバーは泣き崩れ、肩を抱き寄せ号泣した。29日のライブで新メンバーを迎えるフルーティーのあんずは「8人最後のステージで優勝できてすごくうれしい。皆さん応援してくれてありがとうございます」と感謝を伝えた。

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　イベント終了後、多くの報道陣に囲まれると「すごーい！ 有名人みたい」と大はしゃぎ。昨年グランプリの「まなみのりさ」がメジャーデビューや海外進出をしたことを受け「私たちもしたいです！」と声を大にしてアピール。今後の目標もメンバー内で「紅白出場」、「札幌ドームでライブ」、「武道館も行きたい」など次々と飛び出し、ゆかは「一つずつかなえていきたい」と笑顔で話していた。

　『北海道から全国へ！』を合言葉に活動する道産子アイドル、フルーティーは2011年5月に活動開始。決勝大会には、北海道から駆けつけたファンと一体となりステージを盛り上げたほか、昨年グランプリの「まなみのりさ」、アイドリング!!!も登場した。

　同イベントは地方で活躍するアイドルグループをU.M.U（アンダー・メジャー・ユニットアイドル）と位置づけ、2010年発足。優勝グループには特典としてプロモーション撮影、来年15周年を迎えるご当地キティが優勝グループの衣装を着るなど、多数の権利が与えられる。

　決勝大会には着うたバトル、ニコニコ動画・YouTube等での動画審査を勝ち抜いた11組のご当地アイドル、フルーティー▽（北海道）、SCK GIRLS（宮城）、湯けむり☆美少女（群馬）、水戸ご当地アイドル（仮）（茨城）、T!P（栃木）、川崎純情小町☆（神奈川）、H＆A.（静岡）、オトメ☆コーポレーション（長野）、HBR LOVE（広島）、山口活性学園（山口）、乙女の純情（福岡）らも参戦した。

　司会はお笑いトリオのななめ45°、タレントの春香クリスティーン、審査員長は映画コメンテーターの有村昆が務めた。