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スピルバーグ監督、3年半ぶり最新作『タンタンの冒険』がヨーロッパで大ヒット

 スティーブン・スピルバーグ監督が約3年半ぶりに発表した新作『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』がヨーロッパ各国で10月28日に公開された。20世紀を代表する世界的ベストセラー、少年と犬の冒険物語『タンタンの冒険』(原作者・エルジェ)を3D映画化。タンタンの生まれた国・ベルギーでは、169スクリーンで公開され、驚異的とも言える210万ドルを稼いだ。これは『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の152%、『トイ・ストーリー3』の500%、『シャーロック・ホームズ』の 400%、『スパイダーマン3』の156%という記録で、ベルギーでの期待の大きさが伺える。

スティーブン・スピルバーグ監督『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』 (C)2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

スティーブン・スピルバーグ監督『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』 (C)2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

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 フランスでは『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の180%を記録し、すべてのスピルバーグ監督作品のオープニング記録を越える好成績でスタートを切った。同国の初日興収としては『スパイダーマン』『パイレーツ・オブ・カリビアン1&4』『ロード・オブ・ザ・リング』作品、そして全てのスピルバーグ作品を上回る数字となり、『ハリー・ポッターと賢者の石』をも上回って、『アバター』に続くオープニング成績を記録している。

 そのほかヨーロッパ19ヶ国で公開となり、10月29、30日の週末2日間の成績が上記2ヶ国以外のイギリス、スペイン、ドイツ、スウェーデン、スイス、デンマーク、オランダ各国で初登場1位を獲得した。

 ジェームズ・キャメロン監督の3D映画『アバター』に刺激され、スピルバーグ監督と『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソン(今作では製作に参加)が目指したのが、世界中で親しまれている漫画の映画化だった。原作の世界を再現するために2人が採用したのは、フルデジタル3Dパフォーマンス・キャプチャーと呼ばれる最新技術。全編スピルバーグ自身によるカメラワークで撮影された映像は、“マンガを実写化”したこれまでの作品に対するネガティブなイメージを一掃する、新境地を切り開いている。

 映画『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』は、日本で12月1日(木)より公開、12月21日(水)より全米公開となる。

【動画】映画『タンタンの冒険』予告編⇒

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