演歌歌手の天童よしみが29日、東京・渋谷のNHKホールで『第62回NHK紅白歌合戦』のリハーサルに臨んだ。川中美幸、和田アキ子とともに「浪花のKARA」に扮することが決まっており「天童、脱ぎます！」と大胆発言。「お尻もどこもかしこも振ります。これを機にユニット結成？ そういう展開もありですね。まだまだ私ら、若いので〜」と上機嫌だった。

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　天童が今年歌う楽曲は、美空ひばりさんの名曲「愛燦燦」。過去に「川の流れのように」を歌っていた天童は「嬉しい。ひばりさんは小2の時から大好きになって、支えられた。晴れの舞台でひばりさんの曲を歌えるのは誇りに思う。歌手として最高の舞台です」と微笑んだ。

　今年は東日本大震災や水害もあり「特別な年」と天童。「天童の曲がひばりさんの『愛燦燦』と聞き、涙がジワーと出た。被災地を訪れた時、愛に満ち溢れた歌を歌ってと言われたので、私は託されたという思いがある」と語った。

　歌唱以外にも一肌脱ぐ天童は「浪花のKARAをやります。あんまり泥臭くないようにしようと思ったけど、この3人の名前出した時点で泥臭い」と苦笑しつつも「（KARAに）似せたいなと思う。DVDも見てます」と張り切っていた。

　『第62回NHK紅白歌合戦』は「あしたを歌おう。」をテーマに31日午後7時15分から午後11時45分まで放送（途中、5分間のニュース中断あり）。これまでの対戦成績は紅28勝、白33勝。

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