大手レコードメーカー・日本クラウンの業績に大きく貢献した作品に贈呈される『第48回 日本クラウンヒット賞』贈呈式が都内で行われ10日、演歌歌手の北島三郎とオオカミの覆面を被るロックバンド・MAN WITH A MISSIONが初対面した。5人の“狼”に囲まれ落ち着かない様子の北島は「俺がどこかから連れてきたみたい。中身どうなってるの？」と大興奮。北島にとって“後輩”となる同バンドを「歌の畑は違っても、歌が良くておいしければ成り立つし、俺もいただきたい。目立つのはいいことだし、歌でも目立つようにこれから頑張って！」と激励した。

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　昨年6月にメジャーデビューしたMAN WITH A MISSIONは、「頭はオオカミ、身体は人間」という奇抜な外見とラウドなサウンドで、若者を中心に人気のロックバンド。芸能界の大御所との対面に、ボーカル＆ギターのジャン・ケン・ジョニーは「偉大な大先輩の前で、このような姿で出てきてしまい、深くお詫び申し上げますとともに、これからもよろしくお願い致します」と、覆面を前後に揺らしながら北島と握手を交わした。

　贈呈式には、同社所属の歌手が一同に集結。演歌歌手が大半を占めるなかで注目の的となったMAN WITH A MISSIONは、「かわいい〜」といった黄色い声援に包まれながら歌手のイルカ、さくらまさらと仲良く記念撮影。締めのあいさつでステージに立った北島は「あの覆面の中身を私は知りません。ああいうのも時代なんでしょう」と温かい眼差しを送っていた。

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