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井上和香、苦手意識からの脱却 4年ぶり舞台で「変わる」

 「率直に言うと嫌でした。生のライブって緊張するし、気持ち的に舞台から逃げていたところがあった」と語る女優・井上和香(31)。約4年ぶりの舞台『FUNNY BUNNY ―鳥獣と寂寞の空―』(4月19日〜東京・青山円形劇場)では「克服したいし、変われるようにしたい」と自分を変えるチャンスが待っている。

4年ぶりの舞台への意気込みを語った井上和香 (C)ORICON DD inc.

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 同作は、井上も出演している映画『荒川アンダーザブリッジ』(公開中)を手掛けた飯塚健監督が脚本・演出を担当。自殺志願者の「蒼い光」が見える特殊能力を持った剣持聡(小林且弥)と、剣持に声を掛けられた4人が共に行動して命と向き合い、井上は自殺を胸に秘める主人公格の人物を演じる。

 死生観をテーマにする題材とあって、井上は「目の前に自殺しようとする人がいたら、止めたいけど、止めることが果たして本当の正義なのかとかを投げかけていく。決してきれいごとの話ではない」と真摯に向き合う。「実際、私が剣持だったら、何をしたらいいのか考えますよね。『頑張って』とかは軽々しく言っちゃいけないと思うし。人間って複雑だなって思わせる」。

 これまで「気持ち的に逃げていた」舞台だけに、4年ぶりの出演を決意するまでにも葛藤があった。出演を決めたのは、同舞台のプロデューサーの平沼紀久氏の熱烈なラブコール。「飯塚さんも信頼のおける監督。映画の時、的確に指示を出してくださったので、自分も精一杯のことをして応えたい。いいカンパニーを作りたい」と今度こそ逃げずにぶつかる。

 武器は持ち前の負けず嫌い。「本番までに不安要素を消していきたい」と張り切った顔からは、すでに不安要素は消えていたように見えた。「飯塚さんは、平沼さんいわく『舞台では怒ると怖い』らしいので、それを想定して(演技の)引き出しを多く用意して臨みたいですね」。自分に打ち勝った井上の姿が舞台で見られそうだ。

 舞台『FUNNY BUNNY ―鳥獣と寂寞の空―』のチケットは現在、LDHモバイル(http://ldh-m.jp)にて2月29日まで先行受付中。一般発売は3月17日(土)午前10時より。

井上和香:2002年にグラビアモデルとしてデビューし、2004年に舞台『SAY YOU KIDS〜20th CenturyBOX〜』で女優デビュー。ドラマや映画など出演作を重ね、3月3日(土)放送のテレビ朝日系ドラマスペシャル『SP 警視庁警護課II』(後9:00)も出演するほか、3月22日に東京・新橋で開催される『ごぶごぶ祭り』に登場予定。スマホ対応の井上和香公式アプリも配信中。

舞台『FUNNY BUNNY ―鳥獣と寂寞の空―』チケット発売情報

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