俳優の西田敏行が10日、都内で行われたアニメーション映画『ももへの手紙』(沖浦啓之監督)完成披露舞台あいさつに出席。劇中で妖怪・イワの声優を務めた西田は、昨年公開の映画『ステキな金縛り』で落ち武者の幽霊を演じたことも含め、「最近僕、人間の役あんまりやってません。妖怪です」とあいさつ。さらに、司会者から役との共通点を聞かれると「無理だよ…」と嘆き、「よく見れば、顔が似てるかな」と苦笑いで答えた。
同作は、瀬戸内海の汐島を舞台に家族の絆を描いたファンタジーヒューマンドラマ。小学6年生の宮浦もも(美山加恋)は、「ももへ」とだけ記された亡き父からの書きかけの手紙を片手に、母親のいく子(優香)とともに汐島に引っ越す。そこで出会った“見守り組”と名乗る3人の妖怪によって、ももは温かく不思議な日々に巻き込まれていく。
西田は「沖浦監督が7年かけてお作りになった情熱と思いが全部詰まっています」と真摯にコメント。本作が日本映画で初の『第15回ニューヨーク交際児童映画祭』でグランプリを受賞したことを聞かされると「声だけではあるんですが、この作品に参加させていただいたことを誇りに思います」と頭を下げた。
母親役を務めた優香は、手紙で思いを伝えたい相手を「家族」と明かし「母親役をやって、すごく母親の偉大さを感じた。近くにいすぎてなかなか言えないありがとうを伝えたいです」。自身と役の共通点については「お父さんを亡くしても、ももには悲しい顔をみせないところ。私も『弱いとこみせたら負けだ』と思っているので」と明かした。
舞台あいさつにはほかに沖浦監督、杉並児童合唱団の子どもたち21人が出席し、主題歌である原由子の「ウルワシマホロバ〜美しき場所〜」を全員で合唱した。映画『ももへの手紙』は4月21日(土)より全国公開。
映画『ももへの手紙』のチケット発売情報
同作は、瀬戸内海の汐島を舞台に家族の絆を描いたファンタジーヒューマンドラマ。小学6年生の宮浦もも(美山加恋)は、「ももへ」とだけ記された亡き父からの書きかけの手紙を片手に、母親のいく子(優香)とともに汐島に引っ越す。そこで出会った“見守り組”と名乗る3人の妖怪によって、ももは温かく不思議な日々に巻き込まれていく。
西田は「沖浦監督が7年かけてお作りになった情熱と思いが全部詰まっています」と真摯にコメント。本作が日本映画で初の『第15回ニューヨーク交際児童映画祭』でグランプリを受賞したことを聞かされると「声だけではあるんですが、この作品に参加させていただいたことを誇りに思います」と頭を下げた。
母親役を務めた優香は、手紙で思いを伝えたい相手を「家族」と明かし「母親役をやって、すごく母親の偉大さを感じた。近くにいすぎてなかなか言えないありがとうを伝えたいです」。自身と役の共通点については「お父さんを亡くしても、ももには悲しい顔をみせないところ。私も『弱いとこみせたら負けだ』と思っているので」と明かした。
舞台あいさつにはほかに沖浦監督、杉並児童合唱団の子どもたち21人が出席し、主題歌である原由子の「ウルワシマホロバ〜美しき場所〜」を全員で合唱した。映画『ももへの手紙』は4月21日(土)より全国公開。
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2012/04/10