イラストレーターでタレントのリリー・フランキーが、『第5回したまちコメディ映画祭 in 台東』（9月14日〜17日）の短編コンペティションで審査員を務めることが16日、わかった。過去に雑誌『ぴあ』で連載した映画コラムを書籍化した『日本のみなさんさようなら』を発表するなど映画への造詣は深く、独自の視点での審査が期待される。

　通称「したコメ」はタレントのいとうせいこうが総合プロデューサーを担当。浅草、上野という東京随一の下町の魅力をコメディ映画を通じて存分に広めていこうというコンセプトのもと、「映画（Cinema）」「したまち（Old town）」「笑い（Comedy）」という3つの要素を掛け合わせた映画祭として始まった。映画人、喜劇人はもちろん、地元住民をも巻き込んだ住民参加型の映画祭として親しまれ、昨年は10万人を動員した。

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