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オダギリジョー 映画『舟を編む』辞書編集部の“チャラ男”に

 俳優・オダギリジョー(36)が、松田龍平宮崎あおいの初共演で実写化される映画『舟を編む』に、“チャラ男”な辞書編集者として出演することが17日、わかった。松田演じる主人公の同僚役で、「ダサい」など現代語の生きた語釈で力を発揮する。「重みも軽さも持ち合わせる、最上級の俳優」(プロデューサー)として起用され、オダギリは「いろいろな演じ方が出来る幅のある役だと思います」と意欲的に語っている。

映画『舟を編む』で“チャラ男”の辞書編集者を演じるオダギリジョー

映画『舟を編む』で“チャラ男”の辞書編集者を演じるオダギリジョー

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 同作は直木賞作家・三浦しをんの同名小説で、『2012年 本屋大賞』を受賞した話題作。「辞書は、言葉の海を渡る舟」と例え、人と人との思いをつなぐ“言葉”というものを整理し、意味を示し、もっともふさわしい形で大切な人に届けられるように、“舟を編む”辞書編集部が舞台となる。

 主人公・馬締光也(松田)の同僚として、ともに辞書の編集に携わる西岡正志(オダギリ)は、辞書編集部のイメージとは程遠い“チャラ男”キャラ。辞書編集部員として最初は違和感を感じつつも、俗語や若者言葉など新しい現代語も積極的に掲載する辞書作りに参加するうち、次第に仕事へと愛情を持ち始める。

 オダギリは「お話を頂き、台本を読ませていただいた時に“古き良き日本映画”の雰囲気を感じ、率直に良い本だなと感じました」と作品の魅力に触れ、「“かすかな笑い”“静かな笑い”を担う役どころ」と、自身の役柄を分析する。

 オダギリを起用したプロデューサーは「最初に仕事をしたのは『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』だったが、物語の中で自分の魅力を全うしつつ、周りをひきたてることができる人で、本来的な意味でうまい役者だと感じている」と絶大な信頼を寄せている。

 映画『舟を編む』は2013年4月13日公開。

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  • 映画『舟を編む』で“チャラ男”の辞書編集者を演じるオダギリジョー
  • 【書影】「2012年本屋大賞」を受賞した三浦しをんの『舟を編む』(光文社)

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