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　俳優の伊藤英明が18日、東京・TOHOシネマズ日劇で行われた主演映画『THE LAST MESSAGE 海猿』初日舞台あいさつに、加藤あい、佐藤隆太ら豪華キャスト陣と登壇した。この日は同所を皮切りに計7か所、全10回、6000人以上の観客に舞台あいさつを行う伊藤は「昨日は眠れなかった。こんなに緊張してるのは初めて」と初日を迎えられた喜びを語り「胸がいっぱいで言葉にならない。長い舞台あいさつが続きますが、今日は公開の喜びを感じて、楽しんでいきたいと思います」と感無量の表情で思いを伝えた。

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　同作は、一児の父親となった海上保安庁の潜水士・仙崎大輔（伊藤）たちが、天然ガスプラント施設「レガリア」で起きた事故による救助活動の様子を描く、2004年から続いた人気シリーズの完結編。

　伊藤は「仙崎と一緒に成長して来れた気がします」と感慨深げに振り返り、同作で仙崎と結婚し、子どもを授かった仙崎環菜役・加藤も「子どもを持つ役まで来れるとは思わなくて。とても嬉しいです」と喜びを語った。プライベートでは昨年結婚し、父親でもある佐藤は、同作での加藤の役柄に「いろんな葛藤や、子どもを持ったからこそ恐怖を感じてしまうところに共感し、涙しました」と真剣に語ったが、役者の先輩である伊藤より先に結婚してしまったことを突っ込まれると「すいません！ 後輩が先に行ってしまって…」と伊藤に“謝罪“をする一幕もあった。

　初の“海猿参戦“となった三浦翔平は、人生初の潜水に挑戦。伊藤らとともに広島で潜水訓練をおこなった感想を「ガチでいち訓練生として扱ってもらえた」と満足気に話すも「沈んでも助けてくれなくて死にかけました」と過酷な訓練であったことを告白。かねてより“海猿ファン”を公言していた吹石一恵も、「想像以上に凄い現場」と撮影を振り返った。一方、濱田岳は「イスの代わりに伊藤さんの膝に乗ったり、お姫様抱っこで移動したり、そんな日々でした」とほのぼのエピソードを語った。

　舞台あいさつにはほかに加藤雅也、時任三郎、羽住英一郎監督が登壇した。

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