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小林幸子、旧山古志村住人と被災地大槌町訪問

 歌手の小林幸子が26日、東日本大震災の被災地である岩手県大槌町の避難所を訪れ、炊き出しを行った。今回で3度目となる被災地訪問では、2004年の新潟県中越地震で大きな被害を受けた旧山古志村(現・長岡市)の人々も参加し、未だ非常に厳しい環境下に置かれている現地の人々を励ました。

小林幸子が岩手県大槌町の避難所を訪問 

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 04年、小林の故郷で起こった中越地震の際、東北地域の人々が親身になってボランティア活動を行なっている姿を目の当たりにした小林は、“絆”の深さ、“有り難さ”を痛感。その時の恩返しの想いも込めて、4月7日に福島県相馬市、4月25日に宮城県気仙沼市の避難所を訪問している。

 今回、大きな災害を経験し同じ思いを持つ旧山古志村の人々の「何か一緒に出来ないか」という話から、ともに被災地を訪問することが決定。避難所では、山古志の山菜やヤーコン、かぐら南蛮味噌などを使った「やまこし汁」を600食、茹で餅を400食、おまんじゅう6個入3000パックなどをふるまった。

 また、小林は「おもいで酒」と「雪椿」の2曲を簡易マイクとスピーカーで披露。「雪椿という花は、雪の中で咲き、雪が解けるまで凛として枯れない。皆さんも雪椿の花のように負けないでください」と激励し、サインや写真撮影に応じながら避難所を廻った。

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