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ラルク、約3年ぶりとなるツアーを発表

 4人組ロックバンドのL’Arc〜en〜Cielが28日と29日に、20周年記念ライヴ『20th L’Anniversary Live』を行い、2日間で約10万人のファンを動員した。同ライヴで、9月10日のさいたまスーパーアリーナを皮切りに、全国5大都市を廻る約3年ぶりとなるツアー『20th L’Anniversary Tour』の開催と、2012年に日本を始め香港、上海、米・ニューヨーク、英・ロンドンなどで『World Circuit』を行うことを発表した。

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 初日は鐘の音とともに、客席最後方に着けられた黒塗りのハマーリムジンから登場したメンバーが、場内左右に突然現れたレッドカーペット上を一歩一歩踏みしめるようにステージに上がり、大歓声の中ライヴがスタート。シングルヒット曲から、コアに愛され続ける名曲まで、1stアルバム『DUNE』から『HEART』の楽曲中心に演奏された。

 ライヴ収益の全額が義援金として被災者に送られことについてhydeは「メンバーで話し合いをして、意見を交換して出した結果です。とてもL’Arc〜en〜Cielらしくていい決断だと思いました。メンバーがカッコいいなと思いました」と改めてファンに報告し、「今日という日を迎えられて本当にうれしいです。希望が見えづらくなっているから、みんなで前に行けたらなと思って、今日を迎えました。ありがとう」とコメントした。

 「READY STEADY GO」で幕を開けた2日目は、「HEAVEN’S DRIVE」や「STAY AWAY」など、『ark』『ray』から『KISS』の楽曲中心に演奏され、hydeは「L’Arc〜en〜Cielはたくさんの人が関わって、巨大な舟になったなと思ってるんです。何度も暗礁に乗り上げて、その度、メンバーとスタッフが一緒になって乗り越えてきました。今日は来てくれて本当にありがとう。みんな口ベタなので、演奏で気持ちを伝えたいと思います」と語り、2日間で全45曲を熱唱した。

 なお、海外6都市(パリ、ロンドン、ニューヨーク、台湾、香港、ソウル)9ヶ所の劇場および日本国内の映画館(40劇場)に同時生中継された『ライヴ・ビューイングinシアター』では、味の素スタジアムに負けない盛り上がりと熱気に包まれ2万人を超えるファンが集結した。

 同ライブの模様は、7月31日(日)18時からWOWOWで放送される。

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