実写版『荒川アンダー ザ ブリッジ』（飯塚健監督）の追加キャストが、このほど発表された。林遣都演じる主人公・リクの父親で融通の利かない市ノ宮カンパニーの社長・市ノ宮積役を上川隆也、過保護になりすぎてしまうリクの第1秘書・高井役を浅野和之、冷静沈着なセクシー美人秘書の島崎役を井上和香、国土交通省の高屋敷大臣役を高嶋政宏が演じる。

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　同作は、2004年より『ヤングガンガン』（スクウェア・エニックス）で連載中の中村光の人気コミックを実写化したもの。今年7月にMBS・TBS系でテレビドラマが放送され、来年2月にソニー・ピクチャーズ エンタテインメント配給で映画が公開される。

　原作の濃いキャラクターたちを誰が演じるのか、ファンの間で注目を集めているが、その陣容がだいぶ明らかになってきた。ヒロイン・ニノ役には桐谷美玲、ほかに城田優（シスター）、片瀬那奈（マリア）、安倍なつみ（P子）、平沼紀久（ビリー）、末岡拓人（鉄雄・兄）、益子雷翔（鉄郎・弟）、手塚とおる（シロ）、有坂来瞳（ジャクリーン）、駿河太郎（ラストサムライ）、徳永えり（ステラ）といった顔ぶれが名を連ねている。

　撮影に参加した上川は「キャラクターに扮した俳優たちが一堂に会したシーンでの興奮は、未だに忘れられません。その再現度は、正に“原作そのまま”でした」と証言。高嶋は「部屋で1人で台本を読んでいても声を出して笑ってしまうほど面白い作品に参加できて最高にうれしかった」と話した。