3人組声優ユニットのLISPが、活動1周年となる7月31日の東京・渋谷AXでのライブをもって活動休止することを公式サイトで発表した。メンバーとスタッフで話し合った結果、3人それぞれが次のステップを目指すために、今後の新しい挑戦に向け準備をしていくことが必要という結論に至り、活動休止をすることが決定した。

　阿澄佳奈、片岡あづさ、原紗友里の3人からなるLISPは、“ファンとの一体化”を一大コンセプトに掲げ、不器用でも一生懸命、一歩一歩ファンと一緒に成長したい、いつも近くにいる存在でいたい、という想いで“超至近距離”声優ユニットとして活動をスタート。10月27日配信限定シングルでデビューし、今年4月27日には1stアルバム『Light In a Small Prism』を発売した。

　阿澄は「突然の発表でみなさんをびっくりさせてしまうこと、申し訳なく思います。正直なところ少しさびしい気持ちもありますが、みんなで前向きに話し合って今回のことを決めました」と活動休止をつげ、原紗は「LISP結成以来の1年間はとても早かったように感じます。上手くできなくて悩んだこともありましたが、みーちゃん、あづっち、そして皆様に支えられ今日までやってくることができました。皆様の前で歌ったり、ダンスをしたり、初めてのこと尽くしで何もかもが新鮮でした」と活動を振り返った。

　また片岡は「今後、声優としてより成長していけるように精進してまいりますので、これからも見守ってくださると嬉しいです。まだまだ宜しくお願いします！頑張ります！」と声優活動に専念することを伝えた。