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流行りモノ調査隊 ♯6 『おしりかじり虫』
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NHKの人気長寿番組「みんなのうた」で紹介された作品。
一度聞いたら頭から離れない歌詞とメロディ、親しみやすいキャラクター性が幅広い世代に受け入れられ、大ブレイク。
各種メディアにも取り上げられた事から、急上昇したと思われる。
NHKの人気長寿番組「みんなのうた」で放送中の「おしりかじり虫」が大人気だ。一度聞いたら頭から離れない歌詞とメロディ、親しみやすいキャラクター性が幅広い世代に受けている。
愉快な振り付けのダンスも園児や小学生に加え、大人にも評判だという。
放送開始は2007年6月だが、視聴者の要望を受け、NHKは異例の放送延長を決定した。
おしりかじり虫は、おしりをかじるのが大好きな陽気な妖精。先祖代々おしりをかじり続け、クレオパトラのおしりもかじったとされる伝説の種族らしい。
作中にでてくるおしりかじり虫は、大航海時代に「黄金の国ジパングにある黄金のおしり」を求めて旅立ったご先祖の1世から数えて18世にあたるそうだ。
底抜けに明るくておせっかいな彼は、次から次へと都会の疲れた元気のない他人のおしりをかじって回り、かじられた人を元気にしている。
時々、不味いおしりをかじってしまい、食中毒(?)になったりする一面も。
旅の途中で出会った、かじりGALSも引きつれ、おしりかじり虫は今日も黄金のおしりを求めておしりをかじり続けてる。
おしりかじり虫とかじりGALS
そんなおしりかじり虫がウケている背景には、他人と必要以上に距離を取ったり、過度に遠慮したり、現代の希薄なコミュニケーション事情があるのではないだろうか?
様々な情報が溢れ、みんな何かしらの「病気」になりたがっている。困っている人をみかけても「事なかれ主義」で行動を起こす人も少ない。隣人の顔も分からない。悩んで悩んで疲れて疲れることにも疲れて・・・-------
「ひとりの力では大きなことはできないが、そんな現代社会に生きる全ての人に元気を出して欲しい、嫌な事は笑い飛ばしちゃおう!」とおしりかじり虫を生み出した作者うるまでるび氏は語る。
おしりかじり虫以外にも「しかと」、「今日の気分」、「おれボテ志」などアニメーションや音楽、ソフトなど、コンテンツとメディアを横断する活躍のうるまでるび氏。経済産業省認定スーパークリエーターでもある。
そんなうるまでるび氏に取材を申し込み、おしりかじり虫の生まれたバックグラウンドに迫った!
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