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流行りモノ調査隊 流行りモノ調査隊
#014 今週の急上昇キーワード(更新日:2007/10/30)
『ポッカール』
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今回の調査内容
日本初上陸のニューカマー!Bockerl(ポッカール)!
これはイイ運動になる!!筆者の体験レポート!
金八土手にやってまいりましたー!
今からならワールドカップ出場できるかも!?
金八土手にやってまいりましたー!
土手風景
いつ桜中学の生徒とすれ違ってもおかしくない
気がかりだったY部長のお許しも出たトコロで、早速「金八先生の土手」を探した。地図と電車経路を調べて出発!電車に揺られること約40分。金八土手に近い堀切駅に到着!

 駅から徒歩10分程でお目当ての金八土手に到着した。TVで見たままの土手だ!外人のオネーサンやパトロール中の警官とすれ違ってもおかしくない。 そんなオイシイ状況に備えてカメラを握る手にも力が入る。

 ポッカールは、安全の為にヘルメットとプロテクターの着用が推奨されている。ちなみに山本さんのオススメはPRO-TEC製のヘルメットとニー/エルボーパッドだ。 PRO-TECはエクストリーム系のスポーツでは馴染みのあるブランドだろう。アメリカの特殊部隊SWATの隊員にも愛用者がいる事でも有名。ヘルメットもパッドもスポーティーでカッコいい!見た目から入る人にもウケる事は間違いない!

手袋もあった方が安心
手袋もあった方が安心
転倒に備えて、手袋もあった方が良いだろう。万全を期して、革製のグローブを用意した。

 装備も整ったトコロで、準備運動。日ごろ運動不足の為、イキナリ身体を動かすと次の日が危ない。ゆっくり身体をほぐす。
 ■初心者にはハードルが高かった土手
ポッカール体験
屁たれですみません
実際にポッカールにまたがり、土手の上にあがると、自分が浅はかだった事に気づいた・・・これは無理だ!想像以上の急斜面ではないか!

 ここまできて山本さんのアドバイス「最初は滑らかな路面で乗る感覚を掴むんだ!」を思い出したが後の祭り・・・・

 しかし、このままでは終われない!体験レポートを読者の皆様に届けるんだ!成せば成るっ!!



ポッカール体験 ポッカール体験 ポッカール体験 ポッカール体験

  ・・・・・もう笑うしかない。颯爽と土手を下ってくる筆者を捉えるはずだった連続撮影機能が、凄惨な事故現場を次々と捉えた。

ポッカール体験 ポッカール体験 ポッカール体験 ポッカール体験

  初めて補助輪を取った自転車に乗ったときを思い出した・・・もう一生分転んだのではないだろうか。明らかにこの勾配は初心者向きではない事だけは確信が持てた。

 スピードが速すぎる!こういうもんなのか!?と疑心暗鬼になったが、ここまで来てしまっては乗れるようにならなければならない!

ポッカール体験
無様
転びながら徐々にではあるが、走れる距離が少し伸びてきた。何となくだが、コツも飲み込めてきた。一度乗れてしまうと、スルスル乗れるのかも知れない。まさに「初めての自転車」だ。

 事前に聞いていた通り、練習を始めてから1時間ちょっとで何とか乗れるようになった。予定では30分くらいで乗れるようになる予定だったのだが、そう甘くはなかった。(明らかに場所の問題だろうが・・・)

 見て欲しい、下の写真を!坂道を颯爽と駆け下りる筆者の勇姿だ!あまりのスピードにカメラもついてこられない!Y部長の指令「クルーン越え」を達成した!(気分的に)

ポッカール体験 ポッカール体験
あまりのスピードにブレてしまった。これはクルーン超えたかも知れない。

 これからポッカールを始めようと思っている読者は安心して欲しい。きちんと適切な場所を選べば、きっと転ぶことも無く乗れるようになると思う。いささか遠回りをした感が否めないが、どうにか当初の目的のひとつである「乗れるようになる」は達成したと思っていいだろう。
 ■オリジナルの技を開発
 普通に乗れるようになったトコロで、次は新技の開発だ。だが、どんな技をやっていいのか全く検討がつかない。そりゃそうだ、ほんの数分前に乗れるようになったのだから。

 とりあえず思いついたのは、立ち乗り、横向き乗り、後ろ向き乗り、ジャンプ、両手離し、ジャンプ中に両手離し、逆立ち乗り、うつ伏せ乗り、仰向け乗り、などなど・・・

 生命の危機を感じるモノ、人間の身体の構造上無理なモノは却下として、比較的簡単にできそうな技に挑戦してみた。もう既に世界のどこかで誰かがやっているだろうか?それでも日本で最初にやった人間になれればそれでもいいや。

 ってなワケで、練習(開発)する事30分。一つ目の技が完成した。その名も「オリコン スタンド オン ライド」!!まぁ、立ち乗りですが勢いで命名。略して「オリスタ」。
ポッカール体験 オリコン スタンド オン ライド
オリコン スタンド オン ライド
※特別に訓練された人間が実施しています。決して真似をしないで下さい。
 そしてコレが次の技!その名も「オリコン バック ステップ」!!略して「オリバ」。単に後ろ向き乗りですが、これはちょっと怖かった!当然だけど前が見えないし、勾配で後ろに倒れそうになる。だが、それを克服しなければこの技は完成しない!
ポッカール体験 オリコン バック ステップ
オリコン バック ステップ
※特別に訓練された人間が実施しています。決して真似をしないで下さい。
 ■トビマストビマス!
ポッカール体験土手位置ここまでで2時間ほど経過しただろうか、あたりはすっかり日も暮れて暗くなり始めた。

 残る指令は「余裕でジャンプせよ」である。これは意外と簡単かも知れないと思って、後回しにしていたのだ。何故なら、普通に乗っている時点で、接地感がなくなる部分があって、恐らくそこで飛んでいると思われるからだ。

 ここの土手は二段階(?)になっていて、二段目がウマイ具合にジャンプ台のようになっている。そこで写真を撮ってもらえば、きっと華麗なジャンプ写真が取れるはずだ!(分かりやすい上図参照)

 早速飛んでみたが・・・写真で見ると飛べていない・・・感覚では、30cmくらい飛んでいるんだが・・・思い描いた想像とはかけ離れすぎだ。
脳内のイメージ
脳内のイメージ
ポッカール体験 悲しい現実
悲しい現実
飛べていないということは、単純にスピードが足らないのだろう。あまりの急勾配に、ブレーキングしながら下ったのがいけなかったのか。ちょっと怖いけど、ノンブレーキでいってみよう!。
ポッカール体験
ついに飛んだ!
 上の写真の赤丸の部分を見て欲しい。感覚では「30cm以上飛んだ!」という感覚だったが、写真でみてみると約5cm。それでも飛んだ事に変わりはない!

 Y部長からの指令は、遂に全て達成した。あたりはすっかり暗くなり、撮影機材の限界が来たため、その日は撤収した。久々の運動で、心地よい疲労で帰りの電車では熟睡してしまった。

 実際に乗ってみた感想だが、プライベートでも是非欲しいと思った。写真のポッカールはレンタルの為、他の場所で乗る時間的余裕が無かった。もっと長い坂で乗れたらきっと楽しいだろうなぁ。走行可能なワインディングロードがあったら楽しいだろうなぁ。と思った。折角乗れるようになったしね。

 後日談だが、翌日以降、筆者は数日間に渡り激しい全身筋肉痛と格闘する事になる。自宅から編集部に出勤するだけで、大幅に体力を消耗したのだった・・・日常的な運動って大切ですね。
何故ポッカールに乗るのかって?それは、そこに坂があるからですよ。
何故ポッカールに乗るのかって?
それは、そこに坂があるからですよ。
散歩中のオニーサンもポッカールに興味深々
散歩中のオニーサンも
ポッカールに興味深々
  次ページからは、ポッカールアジアの販売代理店であるプロジックシステムさんの紹介と、山本インストラクターによる「正しい」乗り方講座。乗り方についてはこちらを参照して欲しい。


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