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流行りモノ調査隊 流行りモノ調査隊
#035 今週の急上昇キーワード(更新日:2008/03/18)
エコ花見vsエゴ花見
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急上昇の理由
 花見は奈良時代の貴族の行事が起源だと言われており、二週間程で散ってしまうその姿は日本の季節を感じられる風物詩として古くから行われてきた。花見の多くは桜の木の下で宴会を開き開放感ある屋外でお酒を飲むという事もあり、酒好きにはたまらない春のイベント。毎年、この季節になると各地の桜の名所で花見客が急増している。
今回の調査内容
エコ花見vsエゴ花見
細かい積み重ねが大きな差に!?注目の結果!
細かい積み重ねが大きな差に!?注目の結果!
 両チームの飲み物と食べ物が揃ったトコロで、エゴチームは缶ビール片手に、エコチームはワイングラス片手に乾杯!筆者は折角なのでエコチームにお邪魔してみました。

やっぱビールも捨てがたい・・・ ワインでお上品に乾杯!
やっぱビールも捨てがたい・・・
ワインでお上品に乾杯!

  取材日当日は、お昼を回った頃から少し風が出てきて、じっとしているとやや肌寒いくらいの気温でした。実際に花見を行う頃にはもう少し温かくなっているかも知れませんが、夜桜となると気温は一気に下がることが予想されるので防寒対策も重要です。両チームには、事前に防寒対策もするように伝えておりましたので、その内容も見比べてみましょう。

 エコチームは小さめの毛布のようなブランケットを持参していました。オフィスなどで女性スタッフがよく利用しているアレです。一枚あると安心ですね。
変わってエゴチームは「簡易防寒シート」なるものを持参していました。これは「書初め」の企画の時に、筆者が極寒の気温の中で利用したNASAシートなる物と同じタイプですね。このシートの温かさは身を持って体験済みなので、折り紙付きです。まぁ、見た目はアレですが・・・。

噂のNASAシート エコチームは普通にブランケット
噂のNASAシート
エコチームは普通にブランケット

  ちなみに、両チームのおつまみも比べてみましょう。お酒のお供、おつまみも重要な項目です。

 エゴチームは、スーパーで買ってきたとみられる渇き物のおつまみがメインのようです。定番のお菓子類が並んでいました。対してエコチームは柿の木坂 キャトルの「うふプリン」が置いてありました・・・。どこまでもお上品です・・・。

エゴチームのおつまみ エコチームのおつまみ
エゴチームのおつまみ
エコチームのおつまみ

  一通り、飲み物と食べ物が無くなったトコロで撤収準備に入ります。ココでは両チームの撤収に掛かる時間を比較してみました。結果からいうと、圧倒的にエゴチームの撤収が早いです。多くのアイテムが使い捨てタイプで構成されているので、燃える・燃えない・ビン缶に分別するだけですので手間がかかりません。

分別していくだけでOK あっという間に撤収が進む
分別していくだけでOK
あっという間に撤収が進む

ゴミとゴミでない仕分けが面倒
ゴミとゴミでない仕分けが面倒
エコチームはというと、使い捨てではない食器類を使用している為、食べカスと食器を分けて食器はその場で洗う時間がネックになっていました。使い捨てか否かの差が出た結果となりました。

 両チーム撤収準備が完了し、いよいよゴミの量を比較する結果発表です。

  結果は、『エコチーム約700g』、『エゴチーム約4kg』という結末で、その差約3.3kgという結果になりました。人数や料理、飲み物によっても大きく異なるのであくまで目安ですが、細かい積み重ねが結果的に大きな差となったようです。

エゴチーム約4kg エコチーム約700g
エゴチーム約4kg
エコチーム約700g

  アサヒビール株式会社お客様生活文化研究所が全国の20歳以上の男女に対して行った調査によると、全体の約6割が、花見の参加・開催に前向きであるという結果になったそうです。近年減少傾向にあったそうですが、今年は参加意向に復調の兆しが垣間見られ、昨年よりも大きな盛り上がりが期待できそうです。

 他、花見に行くメンバーの1位は「家族」。絶対に欠かせないお花見グルメは、食べ物では「おにぎり」が1位、2位は「手作りの花見弁当」という結果に。飲み物の人気ナンバーワンは「ビール」という事でした。


 今回の調査隊は如何だったでしょうか?予想以上の結果に一同驚いていました。エゴチームの花見は筆者がこれまで行ってきた花見に近いイメージですが、改めて比較してみるとゴミの量だけではなく印象の差も大きいですね。写真を見てもらうと感じて頂けると思いますが、手間でもピクニックグッズなどを利用して会場を作ると、ワンランク上の花見ができると思います。食べ物も手作りする事で、添加物などの心配も不要ですし何よりヘルシーな食事を用意できるのがメリットですね。花見シーズン目前という事で、読者の皆様の参考になれば幸いです。皆様も無理のない範囲で、地球にも身体にも優しい花見をやってみませんか?
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