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流行りモノ調査隊 ♯73 『ゲーム映画』
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『バイオハザード ディジェネレーション』神谷誠監督インタビュー
ゲームが映画化される理由
映画「ストリートファイター」最新情報
次に、人気ゲームが繰り返し映画化されるケースが増えていることについての考察。
もちろんそれは、「ゲームのファンが映画も見てくれるだろう」という、安定した興行収入が見込めるからであることは間違いないだろう。ゲームは世界展開が基本なので、世界中でヒットしたゲームコンテンツの知名度、そのポテンシャルは計り知れない。映画不況・ネタ不足に苦しむハリウッドがゲームの映画化に積極的なのも、当然の成り行きといえそう。
その辺りの事情にも詳しそうなソニー・ピクチャーズ エンタテインメントに、ゲーム映画の人気の背景を聞いた。答えてくれたのは、同社の『バイオハザード ディジェネレーション』プロデューサー、森島太朗さん。
――今なぜ、ゲームを原作にハリウッドで映画が作られていると思いますか?
森島
ゲームというエンタテインメントの市場が大きな規模を誇る今、よりゲームファンに認知され、受け入れられる可能性のある映画を提供することがビジネスにもつながるから、ゲームを原作とした映画の製作が増えているのだと思います。
――漫画、児童文学、小説を映画化する場合との違いは?
森島
一番分かりやすい違いは、漫画・児童文学・小説といった原作はビジュアルやサウンド、そして動きがありません。最大の違いは、ゲームはインタラクティブ(自分で操作・プレイ)に出来るということです。ゲームを完璧に楽しむには、プレイする側の技術(プレイが上手か否かということ)も求められます。ゲームが映画化されるメリットとしては、そのような技術がない方でも観て楽しむことが出来ること。なおかつゲームで言えば最もカッコいい攻略映像を観ているような感じで、作り手(監督等)が考えた最も優れた形の映像を楽しむことが出来ることではないでしょうか。
――世代論的な背景はあるのでしょうか?
森島
もちろん、ゲームをプレイする世代、または過去にプレイしていた世代が存在するので、そういう方々にはゲーム原作の映画は受け入れやすいのではないでしょうか。
――ゲーム原作のハリウッド映画が増えてきた中で、『バイオハザード』はどのような位置づけにあるのですか?
森島
数多くあるゲーム原作の映画の中でも『バイオハザード』は原作であるゲームのイメージと割と近い形で作られていて(=その他の作品は原作とイメージがかけ離れたものが多いと言われています)、ゲームのファンとゲームをプレイしない映画ファンの両方に支持されています。だからこそ実写映画三本とCG映画が一本作られるまでになっているのだと思います。そういう意味ではゲーム原作の映画の金字塔と言えるのではないでしょうか。
ハリウッドで映画化されるゲームコンテンツを数多く生み出しているカプコンにも話を聞いた。
『バイオハザード』のほかにも映画化が決定しているものがあり、2009年2月に実写映画版が公開予定の『ストリートファイター』、人気ホラーゲームシリーズ『クロックタワー』、2011年に映画『鬼武者』と『ロスト プラネット』の公開も予定されている。
――ハリウッドでの映画化を積極的に働きかけているのでしょうか?
カプコン広報・IR室からの回答
当社は「ワンコンテンツ・マルチユース」というゲームから発生したコンテンツを多面的に展開する戦略をとっています。映画化もこの戦略の一環です。
――では、ハリウッド映画化を視野に、ゲームを作っていたのでしょうか?
カプコン広報・IR室からの回答
『ロスト プラネット』においてはゲームのシナリオ制作段階から映画化に向けてのコンセプトワークを行っていました。映画化に適したゲームタイトルに関しては引き続き、映画への展開を早い段階で取り組んでいきたいと思っています。
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